こんにちは!
久米島エスコートツアーズです。
さて、今回は以前途中で諦めたタチジャミに再挑戦してきました。
最初に言っておきますが、長くなります。画像も満載です!
ちなみに前回の続きはこちら・・・繁忙期がやってきます!
そうです。仕事終わりということもあり、へたれて途中で帰ってしまいました、、、
というわけで、続きです。
前回はこの”天宮城(アンマーグスク)”までで諦めて帰ったのですが、今回はしっかり行きますよーー、奥の奥まで!!
ちなみになんでこんな顔かというと、常に30匹程の蚊とよく似た正体不明の虫に囲まれ続けていたからです、、本当はこれダーーーという顔をしたかったのですが、無理でした、、、
タチジャミはかなり虫がいる!!
これは本当にいます。見たことない虫や、陸ガニやETC・・・
その時点で無理だと思った人は、もうすでにアウトだと思います、、、
それでは、「ある程度虫とか大丈夫だしー」という人は以下お読みください!
ちょっと撮り忘れたのですが、アンマーグスクを過ぎると最初に「本当にここ進むの?」
と、躊躇してしまうような草のトンネルがあります。あまりの恐怖に写真を撮り忘れてしまいました。。。
背丈を越える雑草が生い茂る中、板切れと石でできたジメジメした遊歩道を10mほどすすみ、出てきたのがこちら!
やっと、道らしきものが見えてきた!空も晴れていい感じだなーー!!
とりあえず、あの遊歩道だけが壊れていたんでしょう!ここまでちゃんと板張りの遊歩道があるのだから、この先のカーブを抜けていけばタチジャミに出れるはずです!
この後はただひたすら草の道を進むだけです。ちなみにさっきの板張りの遊歩道はあの一箇所だけで終わりでした。ちなみにフロリダから来た原人Yujiは、どこから得た情報か「ハブは海の近くにいないよー」という間違った確信(ちなみにめっちゃ出ます)を胸にドンドン進んでいきます。僕はその間違いを指摘せず確実に一歩ずつ歩みを進めたので、この時点で大差がついてます。
ちなみにもう一人写っているのは一緒に行ったちぢちゃんですが、この時点ですぐ呼び戻しました。ナイス判断です。
とうとう何か出てしまったのか、、、
Yujiが立ち止まって無言でこっちを見ています。。
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怖いです。
立ち止まっていた理由はこれ、
さらに道が狭くなるので、一旦追いつくまで待っていたとの事。
本当、ここまでよくハブに出くわさなかったなーーー!!
と、思ったのですがここでマメ知識。
実はハブ遭遇率は二人目が高いらしいとの事。一人目で危険察知、二人目で攻撃!
ということを踏まえて、ここからはちゃんと団体行動します。
ちなみに、この藪はすぐに終わりました。
しばらく熱帯植物の自生する緑の中を進んでいくと、まるで文明社会と切り離されて、
恐竜たちが活躍した太古の世界に迷い込むような、、
この中に文明的なモノはもう無いだろうと思っていました。
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えーーーーーー!!!
なんで?何の為にベンチとテーブルがあるのでしょうか?
お弁当食べるため?こんなに虫が出るのに?
ちょっと休むため??だとしたらここが中間地点で、この後どんだけまだ続くんだよ!!
もういいかなー、帰ろうかなーー。
と思えてきます。
そんで、さらに「今までこんなに成長したアダンが群がっているの見たことない」と、思わずため息をついてしまうような、、なんかもう自然の神様が面倒だからアダンだけここに集めてポーンとしたみたいな、、
「ここ入っていくの?大丈夫?」と注意したのに、Yujiは相変わらず「大丈夫、ハブはいない!」の一点張りでドンドン進んでいきます。ちなみに僕とYujiの間には真っ赤なクモが巣を張っています。Yujiいわく「これ、噛まれたらスパイダーマンになれるやつだ」との事。スパイダーマンになれば今までの道のりを一気にかけ戻れるじゃん?噛まれちゃおうかな?と思ってしまいました。
ベンチがある事に恐怖を感じ、赤いクモの巣をくぐり抜け、
アホみたいに密集しているアダンの中を駆け抜けてやっと、、
やっと、、
やっとタチジャミが見えてきました!!
アダンの密集地帯をぬけるとすぐ左手に小さな滝が見えてきます。
写真だとあまり遠近感がないので分かりづらいですが、結構遠くにあってまるでジュラシックパークのセットみたいです。
ちなみに、この滝から流れてきた水は小川のようになりそのまま海に流れ出ています。Yujiが取り憑かれたようにタチジャミに近づいていきます。
はい!到着しました!!狂気乱舞です。ちなにみタチジャミは高さが40mあるそうですが遠近感の関係で、タチジャミが40mだと僕たちは5〜6mくらいに見えますが、170cmを行ったり来たりです。
「jojoの奇妙な冒険」という漫画でスタンドという存在が出てきますが、なんとタチジャミの横の方に、いかにもスタンドっぽい横顔があります。
この顔、実は正面に回ると岩の凸凹でできている顔だというのがわかります。
こういうふうに見えるのは、この角度からだけですね!
実はこの横顔を撮影したあと、カメラが故障してしまいここまでの撮影となりました。
でも、しっかり最後までタチジャミにたどり着けたし、途中の工程も大変だったけど、それでも来て良かったと思える素晴らしい自然と景色でした!!
皆さんも久米島に来たらはての浜だけでなく、ぜひこのタチジャミも行って欲しいです。
ただ、以下の人にはお勧めできません。
それでは、久米島エスコートツアーズの第2回タチジャミリポートでした。
こんどのリポートはシーズンオフまで待っててください。
仕事上がりは休ませてください。